農薬・肥料をまく前の、確認・連絡・記録アプリ

となりの畑
セーフティ(仮称)

まく前に知らせて、
飛散トラブルを防ぐ。

散布する人は、周辺の畑と天気を確かめ、近隣へ予定を知らせ、実施を記録します。周辺の農家は、自分の畑に関係する予定を受け取り、返信できます。次の実証では、DJI AGRASで散布したあとの飛行ログ取込に取り組みます。

散布者・周辺農家・自治体・JAの3つの画面を、登録なしで試せます。

実証版(開発中)散布の許可・承認は行わず、飛散被害を防ぐための確認・連絡・記録を支えます。

現在のデモ
計画・周辺確認・通知・記録
次の実証
DJI AGRASの実施後ログ取込
対象
散布者・周辺農家・自治体・JA

飛散トラブルは、
「知らなかった」から始まる。

行政の事故・研修資料には、事前周知が十分でないまま農薬が散布され、周辺圃場への飛散や住民とのトラブルにつながった事例が報告されています。

紙の広報だけでは、自分に関係する散布か分かりにくく、天候による延期・中止もすぐには伝えられません。一方で、隣接農家だけに知らせれば十分とも限りません。有機・農薬不使用の畑、住宅、学校、養蜂など、散布場所と状況に応じて知らせる相手を確認する必要があります。

散布計画と地図から通知候補を整理し、予定変更を同じ相手へ伝え、通知・返信・実施結果をひとつの記録に残します。散布者を取り締まるのではなく、必要な相手への連絡漏れを散布前に防ぐ仕組みです。

これまで 相手が見えないまま、散布当日を迎える
  • 事前通知がない、または必要な相手に届かない
  • 広い地域への紙の周知では、自分に関係する予定か分かりにくい
  • 延期・中止の再通知や、受信確認が難しい
となりの畑セーフティ(仮称) 地図で確認し、散布前に連絡し、記録を残す
  • 圃場位置と周辺状況から通知候補を確認
  • 予定・延期・中止を関係する相手へ伝える
  • 知らせた相手、返信、実施結果を計画ごとに記録

計画から記録まで、ひと続きの流れに。

散布するかどうかは人が判断します。アプリは、確認・連絡・記録の抜けを防ぎます。現在のデモでは、次の流れを3つの利用者画面から確認できます。

  1. 01
    散布計画

    散布する人が、日時・畑・使う機体と、まく資材の種類(農薬・肥料・液体肥料)・使用量を登録します。

  2. 02
    周辺と天気の確認

    航空写真で周辺の畑の状況を、予報で当日の天気を確かめます。現地で測った風向・風速は予報と分けて記録します。

  3. 03
    近隣への連絡

    影響がありそうな農家へ散布前に知らせ、「確認しました」「時間変更を希望」などの返信を受け取ります。

  4. 04
    実施後の報告

    実施日時、使用資材、気象、作業結果を計画に結び付けて記録します。現在のデモではサンプル飛行ログも確認できます。

  5. 05
    圃場別の作業履歴

    資材の種類・散布量・面積・日時が畑ごとに残ります。防除履歴を確認するときの控えとして使えます。

DJI AGRASの
飛行ログで、
散布実績を残す。

最初の実機連携は、DJI AGRASで散布したあとの飛行ログ取込に絞ります。DJI SmartFarmまたはAgras Management Platform Webから正規に出力したログを、散布計画と圃場に結び付け、飛行軌跡・高度・作業時刻・散布範囲を地図で確認できるようにします。

現在はサンプルログによる画面検証の段階です。 実データ形式と取得項目を確認したうえで、自治体・JA・散布事業者との実証実験へ進みます。

現在の飛行ログ確認デモを開く
航空写真上に散布圃場と周辺圃場を表示した、となりの畑セーフティ(仮称)の圃場マップ画面
サンプルデータを使用した現在の実証版画面です。DJI AGRASの実ログ取込は次の実証開発で対応します。

現在のデモ、次の実証、将来構想。

すでにデモで確認できるものと、これから実データで検証するものを分けています。

現在のデモ

散布前の確認・近隣通知・実施記録

農薬・肥料の散布計画、航空写真による周辺確認、気象予報と現地実測の記録、近隣への通知・返信、実施後報告を一連の流れで試せます。

散布者のデモを開く
次の実証開発

DJI AGRASの実施後ログ取込

DJIの正規出力ログを取り込み、計画した圃場と実際の飛行軌跡、高度、作業時刻、散布範囲を照合します。実ファイルを入手して形式を検証してから対応します。

サンプルログの確認画面を見る
将来構想

散布中の位置・高度・散布状態の連携

対応機体やメーカーとの契約APIから、飛行中の位置・高度・散布状態を受け取る構想です。公開SDK/APIの提供範囲は機種ごとに異なるため、実証済みの機体から段階的に対応します。

将来構想

自動ルート生成とドローンへの出力

散布計画から飛行ルートを作り、対応するドローンへ出力する構想です。機体の自律実行や散布開始・中断は、安全性とメーカー仕様を検証した別の段階で扱います。

立場はちがっても、
目的は「飛散トラブルを防ぐ」。

登録後は、その立場の作業に必要な項目だけを表示します。

01 / 散布者

きょう確認することが、順番に並ぶ。

散布計画から、周辺と天気の確認、近隣への連絡、散布後の報告まで、作業の順に並びます。適切に作業した記録をまとめて残せます。

  • まだ終わっていない作業を上に表示
  • 天気を「予報」「自分の確認」「現地で測った値」に分けて記録
  • 飛行記録・実施後報告・作業履歴をひとつに
散布者モードを試す

02 / 周辺農家

自分の畑に関係する予定だけが届く。

近くで予定されている散布と、まだ返事をしていない連絡が届きます。内容を確かめて、そのまま返信できます。

  • 自分の畑の栽培方法(有機・農薬不使用など)を登録
  • 「時間をずらしてほしい」「電話で相談したい」を選んで返信
  • 名前や畑の情報をどこまで見せるか、自分で設定
周辺農家モードを試す

03 / 自治体・JA(地域管理)

予定・実績と、未連絡・未報告をひと目で。

地域の散布予定と実績、連絡がまだ済んでいない計画、報告が未提出の計画を一覧で把握できます。散布の許可・承認を行う画面ではありません。

  • 都道府県・市町村・日付で件数を集計
  • 予定と実績を航空写真で確認
  • 計画ごとの連絡・報告状況を確認
地域管理モードを試す

「散布可」の判定ではなく、
人が確認できる材料を。

このサービスは、散布を許可・承認するものではなく、被害の原因を断定するものでもありません。

01予報と実測を分ける天気予報の取得、散布する人自身の確認、現地で測った風向・風速を、別々に記録します。

02必要な範囲だけ共有する畑の位置、栽培の状況、連絡先、返信の内容は、それぞれ公開する範囲を分けて扱います。

03承認ではなく確認を支える自治体・JA向けの画面は、許可のためではなく、計画・連絡・報告の記録が残っているかを一覧にします。

04連携できる範囲を明示する実施後ログ、契約API、公開SDKを区別し、確認できた機種・取得項目だけを「対応」と表示します。

特定の会社に依存しない、公開データとオープンソース。

となりの畑を知ることから、
安全な散布をはじめよう。

笠間市周辺を想定したサンプルデータで、散布者・周辺農家・地域管理の3つの画面をすぐに試せます。実在の農家の情報は含まれていません。