ドローンで農薬をまく前の、確認・連絡・記録

となりの畑
セーフティ(仮称)

まく前に知らせて、
飛散トラブルを防ぐ。

散布する人が、知らせる相手を地図で確かめ、予定を地区のLINEオープンチャットに投稿し、延期になったら同じ相手にもう一度知らせ、実施を記録します。周辺の農家にアプリは要りません。有機のほ場など特に配慮が要る相手には、個別に連絡します。

画面は笠間市周辺を想定したサンプルです。実在の農家の情報は含みません。

作っている途中です散布の許可・承認は行いません。飛散トラブルを防ぐための確認・連絡・記録を支えます。

いま試せる画面
計画・周辺確認・連絡・記録
実装中
飛行ログ取込・地区連絡網への投稿支援・組織アカウント
対象
散布者・周辺の農家・自治体・JA

課題と、
この道具。

なぜ事前の周知が実行されないのか、国のガイドラインは何を求めているのか、そしてこのアプリで何ができるのかを、4分にまとめました。

前半の風景はAIで生成したイメージです。後半のアプリの画面は実際のものです。ナレーションも合成音声です。

動画に出てくる画面を試す
約4分・音声あり。音を出せないときは、再生バーの字幕ボタンで日本語字幕を表示できます。

飛散トラブルは、
「知らなかった」から始まる。

国のガイドラインは、周辺に有機のほ場や学校、家屋、蜜蜂の巣箱があるとき、散布の日時・目的・農薬の種類・連絡先を余裕をもって知らせ、日時が変われば改めて知らせることを求めています。けれど現場には、それを実行する手段がありません。

  1. 01周辺に誰がいるかを、知る手段がない。

    隣のほ場が有機なのか、巣箱がどこにあるのか。散布する側が事前に確かめる方法がありません。

  2. 02変わったことを、伝え直す手段がない。

    散布は天候で延期と再開を繰り返します。回覧や機関紙では、同じ相手へその都度伝え直せません。

  3. 03届いたかを、確かめる手段がない。

    地区一律の周知では、必要な相手に届いたかが分からず、受け取る側も自分に関係する散布か判断しにくいままです。

周知と記録は、散布する人を縛るものではなく、守るもの。このアプリは、知らせる相手を地図で出し、変更を同じ相手に伝え、連絡と実施の結果をひとつの記録に残します。

出典: 農林水産省「無人マルチローターによる農薬の空中散布に係る安全ガイドライン」(令和元年7月30日付け 元消安第1388号)

計画から記録まで、ひと続きの流れに。

散布するかどうかは人が判断します。アプリは、確認・連絡・記録の抜けを防ぎます。予定を登録すると、連絡から当日の確認、実施の記録までが、ひとつの案件として並びます。

  1. 01
    散布計画

    散布する人が、日時・畑・使う機体と、まく資材の種類(農薬・肥料・液体肥料)・使用量を登録します。

  2. 02
    周辺と天気の確認

    航空写真で周辺の畑の状況を、予報で当日の天気を確かめます。現地で測った風向・風速は予報と分けて記録します。

  3. 03
    地区への連絡

    アプリが作った文面をコピーして、地区のLINEオープンチャットに投稿します。アプリが勝手に送ることはありません。有機のほ場など特に配慮が要る相手には電話などで個別に知らせ、「収穫の予定がある」といった返事や相談した内容を記録します。

  4. 04
    実施後の報告

    実施日時、使用資材、気象、作業結果を計画に結び付けて記録します。省令が求める使用記録と、航空法が求める飛行の記録を同じ案件に残せるよう、機体からのログ取込を開発しています。

  5. 05
    圃場別の作業履歴

    資材の種類・散布量・面積・日時が畑ごとに残ります。防除履歴を確認するときの控えとして使えます。

立場はちがっても、
目的は「飛散トラブルを防ぐ」。

登録後は、その立場の作業に必要な項目だけを表示します。

01 / 散布する人

きょう確認することが、順番に並ぶ。

予定の登録から、周辺と天気の確認、地区への連絡、散布後の記録まで、作業の順に並びます。自分の作業を振り返り、きちんとやったことを示す記録になります。

  • まだ終わっていない作業を上に表示
  • 天気を「予報」「自分の確認」「現地で測った値」に分けて記録
  • 連絡・当日の確認・実施記録をひとつの案件に
散布する人の画面を試す

02 / 周辺の農家・施設

アプリを入れなくても、地区の連絡網で予定が分かる。

散布の予定と変更は、地区のLINEオープンチャットに投稿されます。有機・農薬不使用・収穫前・養蜂など、特に配慮してほしい事情がある方は登録しておくと、散布する人の地図に種別・方向・距離だけが出て、個別の連絡を受けやすくなります。

  • 配慮してほしい事情(有機・農薬不使用・収穫の予定・養蜂など)を登録
  • 名前や持ち主は伏せ、種別・方向・距離だけを伝える想定
  • 都合が悪いときは電話などで直接伝え、その内容も記録に残る
周辺の農家の画面を試す

03 / 自治体・JA

地域の予定と実績を、一覧で把握する。

市町村・日付ごとに散布の予定と実績が並び、航空写真で場所を確かめられます。苦情や問い合わせを受けたとき、その案件の連絡と実施の記録をたどれます。散布の許可・承認を行う画面ではありません。

  • 都道府県・市町村・日付で件数を集計
  • 予定と実績を航空写真で確認
  • 案件ごとの連絡・報告の記録を確認
自治体・JAの画面を試す

いま試せるものと、作っているもの。

画面で確認できるものと、いま実装を進めているものを分けています。

いま試せる

散布前の確認・地区への連絡・実施記録

農薬・肥料の散布計画、航空写真による周辺確認、気象予報と現地実測の記録、連絡文の作成と連絡の記録、実施後の報告を一連の流れで試せます。

散布する人の画面を試す
実装中

機体の飛行ログ取込

機体メーカーが正規に出力する飛行ログを取り込み、計画した圃場と実際の飛行軌跡、高度、作業時刻、散布範囲を照合します。まずDJI AGRAS系から、実ファイルを入手して形式を検証してから対応します。

サンプルログの画面を見る(実証デモ)
実装中

地区の連絡網への投稿支援

圃場の位置から、知らせる先の地区の連絡網(LINEオープンチャット等)を判定し、判断材料の入った文面を用意します。投稿した事実と日時を記録に残します。

実装中

組織アカウント(受託事業者・JA向け)

複数のオペレーターの散布記録を組織の記録として一元管理し、委託元ごとの実施報告書を出力できるようにします。

まく前に知らせて、
飛散トラブルを防ぐ。

作っている途中です。散布している方、周辺で営農している方、自治体・JAの方、実情を聞かせてください。メール1通で構いません。

作っている人
門田 誠(個人で開発)
メール
makoto.monda@gmail.com
更新
2026年10月
画面を試す(登録不要)